プロの解釈

のんたん

2012年12月05日 23:47

短歌フォーラム学生の部、中継の再放送があったので、歌人の先生方の選評をもう一度検証拝聴。

ふむふむと朗読検討を考える。


「でんちゅうに てんとう虫のさなぎたちが 大好きだよと くっついている」

塩尻市立広丘小学校2年 藤森 深生さんの作品。

でんちゅうに、小さなさなぎたちがくっつきあっているさまが「大好き!」と言い合っているように見えた、のかな、

と解釈し、本番では「大好きだよ」を語りかけあうように嬉しそうに読んでみたけれど。

穂村先生の選評に、この大好きだよ、は、心の声というご発言があり。

う~む、そうかぁ。。。

とすれば、この大好きだよ、は、ささやきあう声、と解釈した声出しが、相当であったか。。

両方を朗読しくらべてみる。

うん。なるほど。

くっつきあっていることが幸せな、うふふな気分で、ささやきあう雰囲気の「大好きだよ」

いい感じ。

あ~。深いなあ、短歌の朗読は。

もっともっと、行間を読める、語り手になりたいものだ。


何回かか再放送があるみたいだから、時間が合うたび視聴して、検討をしてみよう、それそれの歌を。








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