昨夜は地区の支え合い委員会。
今冬の大雪での「支え合い」について意見交換反省点市への要望など話し合い。
困ったことは、他地区との境目道路、民家なしの地帯の雪かき、屋外放送が聞こえない地域の情報孤立、など。
ほとんどは地域の連携、人の気持ちのつながり、思いやり合う心、ありがとうの気持ちを伝えあう場になった。
印象に残ったのは、一人暮らしのお年寄りが施設入所をしているお宅。
「人がいない」からいいだろうと、その家の庭に、自分とこの雪を詰め込んだ人があり。
在宅時、見守りと訪問を担っていた民生委員の方が、その雪をまたかきだした話。
「居ない」とあからさまにわかる状態を作り出さない。
防犯上のこともあるが、その家のお年寄りの心情を想うからこそできた、二度手間。
重度の認知症でもない限り、施設に居ても、心は家に飛ぶ。
帰りたいなぁ。かつて、家族と暮らしたあの場所、思い出がまだ生きているあの家。
この家に人がいないって思われるのがいや、お願いしますね、と入所して行かれたお年寄りの気持ちを汲んで、
いない人のために、いるのと同じケアを続ける、民生員さんの心意気に、有難い想いがあふれた。
お陰様、お互い様、
日本語は、いいなぁ。
心がこもる単語が、今の時代にもちゃんと息づいている。