朗読奉仕員養成講座⑦非言語情報の音声化

のんたん

2016年07月18日 14:02



広報しおじりの表紙の写真を教材に写真の説明を考える。

マニュアルを先に渡さず、どう伝えれば、この写真の空気、伝わるかなぁをみんなで協議検討。

そこから、有効なもの、不要なもの、その表現に根拠があるなし、主観か、客観か、話し合いながら、まとめていく。

整理しマニュアルに沿った要領にまとめるのは実際に活動に入ってからでいい。

講座では、「なぜ」そうするか、の芯部を会得してもらえばいい。それがつかめていれば応用がきくからだ。





見えない人に色の説明は必要なの?。  生まれた時から見えない人に見たこともない形容をどう説明するの?

たいていそのへんが、疑問点に上がる。

技術だけではない、対象となる方々の障害への理解があって、はじめてこの活動が成り立つものであることを、

胸においていただくために、この講座では、最初から、「こう読むんです」を、渡さないのだ。

真摯な取り組み、うれしい想いで受講生の方々のペンを走らせる姿を眺める。