えんイエローさんブログ(えんれんじゃー)や
「わおん」さんのえんぱーく活用術ブログでも
記事にされている「なぎそねこ」。
今日、朗読ボランティアの仕事で塩尻市の市民交流センター「えんぱーく」に行った帰り、購入してきました。
それぞれの布によって少しずつ手触りが違っていて。
柄で選ぶか、手触り重視か少し迷ったけれど、手にふんわりと優しい茶がすりのものをチョイス。
さっそく羽織っています。真綿効果で背中がぬくぬく。
ただ、裾あたりにはすとんっときれいに身ごろを落とすため幾分、化繊綿を入れているそうです。
お勝手をするときも、袖なし半纏と違って前身ごろがないので邪魔にならずエプロンがスキっと身に添います。
注意事項は「洗濯機で洗わないこと」。やさしく手で押し洗いはいいようです。
この「なぎそねこ」
「なぎそ」は南木曽のこと。
この地方で使われている防寒着が「ねこ」。
袖と前身ごろのない背中だけの半纏です。
伝統的工芸品・ろくろ細工、桧笠などの製作の際、邪魔にならないように袖なしにし、
冷える背中だけを暖めるように工夫されてきたものです。
それぞれの家庭で手作りされてきたのでお漬物同様、そのうち、その体型によって少しずつ作り方も異なるようです。
「ねこ」という名は、「ねんねこ半纏から」、「作業している姿が猫背だから」、「猫のように温かい」など諸説あり。
よーく見てみたい、という方のため南木曽町の観光協会で紹介していますのでリンクを置いておきますね。
まちおこしブランドとして町のおかあさんたちが手縫いをしています。
『ぶらり南木曽』なぎそねこ紹介ページへGO♪
「なぎそねこ」の販売は、えんぱーくの1階でお店を広げています。
午後2時間くらい平日もちょくちょく売り子にきますよ、とおっしゃってたので、
冬の間は南木曽まで行かなくても手に取ってみることができる機会も多そうです。
手縫いのあたたかさ。
心地よいです。(^-^)