ご縁があって京都のビジネス交流フェアの見学をさせてもらってきた。
あらゆる企業、NPOが一堂に会しての見本市、その場で商談のフェア。
ちょっと強行軍の行って来いだったけど、先斗町で飲めたからよし!(笑)
時間に追われての速足はこたえたけど、そのぶんよく酔えた。(^m^)
フェアの会場は名刺二枚の提出で入場OK。
企業人じゃないから一般見学の名札もらってぐるっとさせてもらった。
大手から小さな作業所、工房に至るまで、それは面白い展示だった。
私的にわぁ、と思った出色はこれ。
「ご当地アプリ」
活力協働まちづくり推進団体表彰で優秀賞をとった「吉蔵」さん。
今回知らない街を歩いてみて、これあったらさいこーだなあと実感。
・地図上での観光施設、飲食店などの観光スポット、まちあるきコースの表示
・現在地付近の観光地や店舗検索
・下記外部サイトと連携
-Twitter、Facebookを通じた口コミ情報の発信
-foursquareによる位置情報の共有
-食べログへのリンク
地元の友達にガイドしてもらって歩く感覚でおひとり旅が楽しめそう。
あと、就労継続支援事業B型にあたる作業所さん「ふくろう工房」の桃染め。
桃の枝の剪定木、そのまま廃棄されるものをいただいて、染め物の材料に。
やわらかい黄金色に染まる。きれいだったなぁ。
塩尻は果樹の里。きれいな色の出る果樹枝が見つかったら、作業所のいい売りもんにならんかなぁと思ってみてきた。
そして、facebookでお友達になってくれた大隈さんの文化財復元センターのブース。
1枚の復元に数か月がかかる地味で根気のいる、でも大切なお仕事。
修行に来てるスタッフの女の子はなんと長野出身の娘さんで、作務衣がよく似合うかわいい人だった。
美人で真面目。すっぴんなのにかっこいい。
すごいなぁ、単身、京都で、伝統文化と向き合って暮らす道に飛び込んで。
今の時代に師弟修行のある世界を選ぶ。素敵な人生の選び方だねぇ。
センター長の大隈さんは
「手取り足取り教えるんやのうて、任せること。ものになる子は、自分で調べて試行錯誤して力つけてくる。」
「この子は、どんどん自分で進んでいく。図書館やらそこらじゅうの文献あさって考える。まずやってみる。
今はこの子がおらんかったらなりたたんとこまできよった。」と笑っておられた。
せっかく修行に来ても「なにやればいいか」と指示待ちから抜けられない子もいて、
結局長続きできなかったりするんだそうだ。
「すごいねぇ」とスタッフの娘さんに感嘆すると「いえ。。まだまだです。」と謙遜のはにかみ。
う。かわゆい。。
復元文化財の紹介DVDにナレーションはいりませんかぁとぷち商談もさせてもらい。(笑)
京都は伝統のまち、ものづくりやまちづくりにも文化継承の色が濃い。
そのぶん、「後継者、人育て」への助成が手厚い。
人件費の面倒をしっかり見てくれる補助は、ありがたいなぁ。
まちづくり推進委員を何年かやらせてもらってきたけど、そこの手厚さがいまいちさみしいなぁと思ってたので
ほぉぉっと思った。
行かしてもらってよかった。
ありがとでした。♪