日本人の良いところ

のんたん

2012年08月20日 22:52

結婚式は、神社か教会。

子供が生まれてお宮参り。

七五三も神社に詣で。

お葬式はお寺様。

クリスマスもお祝いし、バレンタインデーも花盛り。

お彼岸お盆は仏壇を飾り、近年はハロウィンも楽しみ。

年の暮れの二年参りは、お寺と神社とはしごする。

ゴスペルブームで、讃美歌好きも増え。


困った時の神頼みは

「神様仏様、どうぞお願い南無南無アーメン」

もうあらゆる「神様」総動員で手を合わせ。


節操ないようでいて、このアバウトさが、日本人の良いところ。

古来から、森羅万象あらゆるものに神宿り、の精神がこうした無節操を呼ぶわけで。

「神様」にランクも差別も排他意識も、露と持たず、みな平等、祈りの対象は身の回りにあふれている。

これほど、信心深い民族があろうか。


お日様に、風に、空に、雨に、雲に、虹に、大木に、

お地蔵様に、十字架に、山に、海に。


あらゆるものに神を感じ「手を合わせる」遺伝子が、日本人には組み込まれている。

暴動の少ない国、にっぽん。

略奪の少ない国、にっぽん。

強気でがなりたてない、にっぽん。

それは

弱腰なのではなく。

神がおわす国の在り方なのだ。


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