あなたが輝く朗読を
無記名でよい朗読講座の修了アンケート。
お義理も混ざりつつ?どの講座もありがたい言葉が並ぶ。
講座をいくつか預かるようになり、もう6年くらいか。
アンケートの自由記載欄に多いコメントは「自分に合った指導がもらえた」という言葉。
嬉しい。
もし、講師として評価をしていただけているのだとしたら
それは、わたしが卓越した朗読ができるから、というわけではない。
基礎や理論を学んできたということも多少はあるけれど、
たくさん朗読を「聴いて」きたからだと思う。
朗読には、その方の生き方が表れる。
朗読用に作った声色ではなく、ナチュラルボイスで、まるでその方が「話す時のように」読めたとき、
その方らしい朗読が生まれる。
その方らしさをいかに引き出して、基礎技術の上に乗せていくか、の気づきをお渡ししていくのが
私の仕事ではないかと思ったりする。
画一的な、お手本どおりに、さぁ、覚えて。をしない理由は、そんなところ。
あなたの朗読は、あなたしかできない。
そう伝えていきたい。
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