そうか直系じゃないんだよねぇ・・
お姑さまの弟さんが負債を残して逝去。
今日で、お姑様を除く法定相続人にあたるすべての方の相続権放棄が家庭裁判所に提出がすんだ。
この時点で、お姑さま一人に負債の相続が移ってしまった。
認知症のため、ほかの方と一緒に放棄手続きができなかったのだ。
気の小さい私は、それだけで、心臓が踊る。
ちゃんと手続きすれば大丈夫とわかっているのに、だ。
負債相続が移ってきて、ここから3か月放棄の猶予がある。
成年後見人の申し立てをし、後見人指名を受けられれば、受けた日からさらに3か月の猶予。
まずは後見人指定を受けるために揃える書類は、あれこれあるけれど、
申立人の私は、姻族。直系ではないので、戸籍ひとつ取るにも直系者の委任状がいる。
あれこれに同意書もいる。
遠方に、お願いのお電話やお手紙をする。
父母や夫の諸手続きで幾度も市役所や法務局に行ったが
わたしが配偶者であったり直系であったので、すんなり書類をとることができていたことに
改めて気がつく。
そうかぁ。。30年、お姑さんの家族でいても、わたしは「他人」の域にいるんだなぁ。。。
せつないねえ、おばあちゃん。
直系者は他にいっぱいいるのに、
何の因果か、他人の私しか、そばにいないなんて。
認知症は神様のご配慮。
ゆるゆると平和な気持ちで、暮らしていてほしいよ。
おばあちゃんの頭の中には
死んだ人も生きている人も、直系の家族がいっぱい訪ねて来ていて。
毎日、名前を呼んでいるそうだ。。。
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