対面朗読
申請書の資料を作っていて、これまでの活動内容の添付の1枚にこの写真を使うことにした。
対面朗読は、利用者のご自宅、または任意の場所に出向き、1回2時間、対面で朗読サービスを行う事業。
写っているのは、利用者のIさんのご自宅。朗読者のTさん、Mさんが談笑を交え本を朗読している風景。
いい写真だなぁと思う。
そして、さみしい。
Iさんは一昨年、Tさんはその前年に逝去されている。
Tさんは亡くなるまで朗読ボランティアの一員として、また敬虔なクリスチャンとして、私たちを笑顔で支えてくださっていた。
Iさんは、明るくユーモアもあり、その人柄を慕って彼女への対面朗読に入りたがるメンバーが多かった。
隠居を決め込んで、そっと離れつつあった朗読ボランティアの世界に
ふたたび、どっぷり足を突っ込んでしまったのは。
彼女たちのこの姿があったからかもしれない。
合掌。
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