見えないってどういうこと 塩尻朗読者養成講座第3回
第3回目は外部講師をお招きして、点字奉仕員養成講座と合同で講義をしていただいた。
テーマは「見えないってどういうこと?」
講師の芳川さんは、お母様が視覚障害。
ご自身は盲学校や視覚障碍者協会での勤務経験もあり、視覚障害には詳しい晴眼者。
身近な話題から、見えないという障害について1時間お話をいただいた。
身内や生徒さんたちで身近に見えない暮らしを体感していらした吉川さんのおはなしは、
いままで理解できなかったこまごまとした「見えない」ことはどういうこと、を知ることができ、有意義だった。
その他、点字講師であり、点字カンナの会の代表さんからのおはなし、
続いて、朗読講師であり代表の私の話も半分ずつお時間をいただいた。
活動紹介パネルを持ち込ませていただいたので、休憩時間には受講生さんたちが入れ代わり立ち代わり
パネルを熱心に見ていてくださった。持っていってよかった。
ただ、点字を覚える、ただ朗読を学ぶ、のではない。
そのさきにある、「だれかのために」する「技術ボランティア」であることの意味、理解を持ってもらえたらありがたい。
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