県内研修をいくつか探したが日程的に今回の諏訪会場のみ、全日程出られるので申し込んだ同行援護従業者研修。
サービス責任者の要件を満たせる応用編までのコース。
この研修に出たいがために、受講要件であるヘルパー2級を、春~初夏に飛び込みで取得。
こぎつけた、というか、やっとありつけた「受けたい」研修だけあって
気分的には、よだれをたらしてむさぼっている感の受講体制。
あと4回を残すところとなった。
当事者と実践者がテキストを作り、その著者の方々が実技の講師をしてくれるというありがたい研修。
当事者の講師は、思春期の学校事故で失明。絶望から立ち直りまでの心理、当事者の視点からお話しをしてくださり。
実習講師は、全国を飛び回って講習をしながら、実践者として月200時間を超えるガイド業務に動いている。
さぁ、しっかり覚えて行ってよ、修了したら即実践現場に立てるとこまでね!の気合で、がっつり講習をしてくださる。
お昼は全講座お弁当。へ~、手厚いなぁ♪、と呑気にかまえて参加したが、どうして。
お昼を食べるその行為そのものまでも実習だった。
アイマスクをして意地悪置きされたお弁当とお茶とお箸を探すところから。
やっとありつけても、何が入ってるかおかずがどう配置されてるかわかんないお弁当を空回りするお箸で口に運ぶ作業は
思いのほか難しく。一人なのに二人羽織をしているような感覚。
このようにあらゆることを、当事者の立場を味わいながら、研修は続く。
何が、怖い、何が心地よい、何が不満。
実感と考察とで、ガイド側に立った時の気配りを構築していく。
修了まで、貪欲に吸収していきたい。