録音さん

のんたん

2013年08月06日 22:22

同行援護の研修は私を除いて全員、事業所所属の介護職。または各地域の社協職員。

なので、アウェイ感満載なはずなのだが、ともに視覚障害に関わる立場、不思議と違和感もなく。

代読のあたりで、やはり読み方にその特徴が出るのか、私が読むと即、「あれ?録音さん?」と講師。

目が見えない分、耳はするどい。

「はーい、録音さんでーす。」と答えたが、へ~~、都会の当事者の方たちは、私たち音訳者を「録音さん」と呼んでいるのかぁ。

メモメモ。。(笑)

目が見えない人が講師、つまり、うなづいているだけでは反応がわからない。


手を上げるも、見えない。

その都度、声を出す、が原則と知る。

考えれば当たり前なんだけど、実際

「ねえ反応は?」「見えないんだよ?黙っててコミュニケーションとれるの?」と

講師に突っ込まれて、あ、そうでした、となる受講生。

普通の講座ではありえない、元気相槌と、はい、せんせい! それから、名乗り。

にぎやか講座になる。

こうしたことひとつひとつが気づきだなぁ。。。


「録音さん」かぁ。。。

なんか、悪くないね、その呼び名。

言い方もあるんだろうけれど、親しみを覚えた。








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