昨年、塩尻市立図書館主催で開催されたビブリオバトル。
正式名称を「知的書評合戦ビブリオバトル」といい、一人5分間で好きな本の書評を語り、
観客が一番読みたい、と思った本に投票、チャンプ本を決める、という書評あそび。
いま、全国にこのバトルの面白さが広がりつつある。
塩尻での開催に、図書館職員さんからお声掛けをいただき、にぎやかしで参加。
そこで、知り合ったのが、ビブリオバトル信州を運営していらっしゃる信州大学の荒戸先生。
塩尻の会場では、録音や録画がなかったので、もったいかなったが、
このご縁から、山梨県立図書館で行われた素敵なバトルの音源をいただけることになり。
荒戸先生のご協力の元、参加者の皆さんの許諾をいただけて、
私の所属する視覚障害者情報保障の団体が発行しているふれあいCDに編集することができた。
企画書をつくり、許諾をいただき、試作をお送りし、コメントに基づく修正をかけ、ようやく発送に。
デジタル推進のメンバーにお手伝いいただき、ダビングと発送作業。
うちの団体に登録している利用者の皆さんにお届けできた。
皆さん、読書が大好き。
新聞の書評欄は、専門家の書評。
でもこのバトルでは、一般の本好きの方々が、自分の言葉で大好きな本を紹介しているので、
新鮮で、面白い。
ライブ音源なので、雑音も混じるが、笑い声や、ため息や、大きな拍手など、臨場感が味わえる。
楽しんでいただけたらいいなあ。
時間をかけたCD制作が一段落して、ほっと一息。
利用者の方々の感想が届いたら、それを添えて、主催者の方に完成版をお送りしようと思っている。
知的書評合戦ビブリオバトル公式HPへリンク