7月恒例「タオルで声パス」

のんたん

2014年07月10日 20:46



台風が近づいているので、今日の教室はこどもいるかなぁ、とおもいながら登校。

教室に入るといきなり、2か月ぶりだった男子くんが、「2か月ぶりだぜぃ」とがっつりハグをしてきてくれ。

かわいいじゃないの、ありがとねー。

最初は、3人、あとから1人、最後にはもう2人、にぎやかな雨の朗読の日になった。

7月になると扇風機回しながら、タオルを使う声パスで汗をかくのがここ数年の恒例となり。

とはいえ、毎年こどもはちがうので、今回も生徒は初体験、専任先生は「あ、あれですね」の世界。

呼吸を合わせないと、同じリズムでタオルトスが続かないので

回数が繋がってくるうちに、かけ声のピッチも呼吸もユニゾンになってくる。

そこを体感してもらう遊び。

後半は、声の5つの要素で地声の範囲内で、キャラクターも地の文章も、演技せず読み分けできるよー、の遊び。


最後は、きょうのおはなし、として絵本を一つ、わたしから朗読プレゼント。

今回は、「ひとりぼっちのかいぶつの石のうさぎ」

ずっと、ハイテンションでうるさいくらいのがやがや教室だったけど、

このときばかりは、水を打ったようにし~~~~んっと聴き入ってくれていた。

途中から、入室してこられた保護者のお母様と、教育委員会の先生が聴き手に参加してくださり。

おはなしが終わってもしばらく静かで。

やおら、拍手をくれたので、締めにはいった。

何か感じるものが、あったかな。ありがとね。



お茶の時間は、お手製ゼリーとコーヒーをいただき。

夏休みだから8月はお休みしますかねぇと相談していると、

中3男子君、

「えー、最後の一週間が登校日だから、その間に8月分もできるじゃんか―。」と口を挟んできてくれ、

専任先生申し訳なさそうに「いいですかねぇ」と聞いてくださったので

もちろんもちろん、じゃ、やりましょうかねぇ、という話でまとまり。

今日も、しあわせな時間でした。有難き。合掌。






関連記事