おやじのダウン

のんたん

2016年04月24日 09:38

亡き父親のダウンジャケットをもらい受け、着続けた下息子。

すでに袖は擦り切れ、衿や裾にも劣化が見えていた。

クローゼットから持ち出しいくつかの衣類とまとめているので、季節の衣替えを契機にいよいよ廃棄かなと静観。

「かあさん、クリーニング出してくるがなにかある?一緒にだすよ。」の声。

!…そう。ありがとう。とくに、ないよ。の返事が途中から涙声になり、あぶないあぶない。

・・・ありがとう。

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