朗読奉仕員養成講座④読み方基本5つの要素文体と口調

のんたん

2016年06月20日 08:00

今期は、途中から受講生の数が2人ほど増えた。

いまのところ、脱落者なし。すばらしい。



いつもの声の準備体操。

丹田呼吸、ハミング一曲、清音~ロングトーン、かつ舌で、30分。

その後、読み方の基本、ポイントを例文を使って解説。

細かな音声表現技術は後半の初級編でやるので、さわりを。

その後、声の表情を声色ではなく、地声の範囲内でつけるための5つの要素を例文で体感。

練習文は、「情報を伝える」ことに特化しているホール影アナ原稿を使って。

主語述語の関係をはっきりつかんで、意味のまとまりをつくる読み方を考える。

各自朗読検討をしてみて、一人ずつマイクを使ってアナウンス読み。



受講生は、ただ、マイクの前に座り、原稿を読むだけ、なんだけど、とっても「あがる」体験を、ここでする。

そして「あがる」と、自分の声はどう変わるかを感じとってもらう事も狙いのひとつ。

次回は文体による口調の変化を感じつつ、それぞれ自身の適性の範囲を探っていく。

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