朗読奉仕員養成講座⑤適性を知る
講座第一回目の自己紹介音声と、宿題にして書いてもらった話した通りの自己紹介文の朗読を
個人別に並べてパソコンに取り込んだものを持参。
聴き比べてもらい、「話すように読む」コツを一人ずつ、その特性に合わせてレクチャー。
はなすときと、読むとき、声質が変化してしまう人、二つの音声がまったく同じように聴こえる人、
音量が大幅に変わる人、さまざま故、アドバイスは個々。
以後修了録音までに課題文として自己紹介文の修正、朗読検討を課す。
その後、夏目漱石作品、冒頭部の読み分けで、表現の幅、自己の現時点での許容範囲を探るワーク。
塩尻の朗読ボラの活動は、音訳、対面朗読、影アナ、読み聞かせ、司会等多岐にわたるため
初期研修をどのチームからするのがいいかここで適性を見極めていく。
はじめは、なるべく、自分にストレスがかからない部門が望ましい。
それは「1年の壁」をこえられず挫折いないための大切な見極めだ。
これは、自分は読み聞かせや朗読など、たっぷり情緒型と思っていた人が、
やってみたら音訳読みのほうがノンストレスと気がついちゃったりする場合もあり
カラーコーディネートのような面白さがある。
今回の宿題は、次回からの非言語情報の音声化の最初、写真付き新聞記事をどうよんだら伝わるかの工夫を各自で。
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