いとなみ

のんたん

2009年10月21日 23:00


訃報が入った。

朗読ボラの仲間のお一人が、外出先で急逝された。 病院へ向かう途中であったそうだ。

昨夜帰宅しないのでご家族が捜索願を出していたそうだ。


さきほど、検死が終わって自宅に帰ってこられたとのこと。

隣組の集まりが始まったところなので、葬儀の日取りなど決まったらご連絡をいただけるようお願いし、まずは待機。

活動歴も長い方だったのでご参列できなければ悔やまれる方もあるだろうから、連絡網を使って取り急ぎ会に告知をしなければならない。



過去何度か、ご家族の意思があれば、取り急ぎ故人の生前の録音声を編集し、ご葬儀で流すこともあったので、準備はしておかねばといろいろに頭が動く。

お優しいお声の方だった。物静かで。あまりお話したことはなかったけれど、たしか、クリスチャンでいらしたはず。

そう思いをはせながらも、手は持ち帰りのエクセル仕事をし、明後日の友人の舞台公演の備品をあれこれ作り、プリントし、夜洗濯をし明日の弁当の仕込みをして、と家電もOA機器フル稼働させてバタバタと動いている。
義母のいびきの音に異変がないか部屋をのぞいては次の動きに入る。
痛み止めを飲んでビタミンも飲んで、肩をこきこきならして、ちょっと、ため息もつきながら手を動かしている。

訃報を知らせてくれた故人の隣人でもあるお仲間は、今日明日にも娘さんにお孫さんが生まれる予定だ。


冠婚葬祭。生と死と。喜びと悲しみと。

人は営んでいく。自分に与えられた 時を。




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