父親

のんたん

2009年11月10日 23:15

ようやく休みを取って父の所にいった。
やはり顔を見るとうれしい。
親だから。

今日が誕生日。81歳になる。
若いときの写真を画像として保存してあったので挿入してみる。
もっともこれは結婚後何年かしてからの写真だろうけれど。




モボ、モガなんて言葉が生きていたころ、父はダンスホールではちょいと名が通る遊び人だった(らしい)
行きつけも、聞き上手で会話を野暮にしない玄人なママのいるところが好きで
もっぱら年上の芸妓や玄人女性に受けのよい、おあにいさんだったようだ。

わたしの息子たちは、このおじいちゃん(父)を尊敬している。
とくに下の息子は、あんなふうに「かっこいいじいちゃん」になりたいものだとよくいう。


下息子は血が濃いのか、気質が似ているのかもしれない。
一見クールでポーカーフェイス、その実、気を許すとはにかみ屋で、でもちょっと斜に構えるところがあって
スタイリストだ。


まぁ、その父も80を超えた。

70歳を超えてもまだ黒々としていた髪はようやく白髪になり老人らしくなったが
中身はまだ若く、毎日デジカメとパソコンを使ってメールやらブログのアップをしている。

今月中にはガンの手術を控えているが、あまり乱れを見せず、むしろ淡々と見せている。
たぶん、わたしも同じ場面になった時、そうだろうなと思ったりする。

私自身も検査を控えている。親よりは長生きせねばと思ったりする。



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