レザンホールの中ホールにて、本年度のボランティアの集いが開催された。
講演会と短いアトラクション、という例年のやり方と趣向を変えて、今年は、自分たちによる自分たちのための集いにしよう、と
実行員会で決まり、3役さんには、いろいろお骨折りをいただき、今回のプログラムになった。
実行委員のみなさんは、各ボランティア組織から、また個人参加で、この集いを担ってくださっている。
ほとんどが女性、酸いも甘いもかみわけた人生の先輩方、学ぶところが多い。
プログラムの組み方は、日ごろの活動のご褒美(?)に、楽団ケ・セラの演奏を堪能させていただき、
体が資本のボランティア、の合言葉で、楽しいダンス体操の披露、
自分たちの活動発表は、DVDに収めて上映とした。
最後は手話サークルの手話劇。
わたしは、総合司会と、サークルからのご依頼で手話劇のアフレコをさせていただいた。
近年参加者の減少が憂いであったこの集いが、今年は用意したパンフレットが足りなくなる盛況ぶり。
ほぼ満席!っと社会福祉協議会の職員さんが小躍りして舞台袖に笑顔を配達してくれた。
来賓の方々も最後まで残って観覧してくださっていたとのこと。(めずらしいことらしい)
ケ・セラのMCを務めていた方の進行はさすが、お上手だった。やわらかい、でも芯のあるお声で。
ケ・セラを愛しているのが良く伝わってきた。演奏も、温かみがあって心地よかった。
手話劇は、リハまでは正直どうなるか;と不安材料もあったが、ふたを開けてみれば、何のその、
日ごろ「表現」してなんぼ、の世界の人間たち、本番の強さに嬉しくなった。
楽しくナレーションし、9人分の声をアフレコさせてもらった。
うそ、一人でやってるとは、思わなかった;:とあとで何人かにいってもらえたので、まぁまぁ、声の方も、成功かな?
舞台の「ノリ」は、客席に伝わり、場面場面で、爆笑、くすくす、吹き出し、拍手が聞こえてきた。
カーテンコールのあいさつでは、出演者のみんなが満面にこにこで、ああ。いい笑顔だなぁ~~とアナウンスしながら見惚れた。
小道具大道具、全部手作りの手話劇であった。だから、やり遂げたあとの、この破顔ぶりなのだろう。
みんなで、作り上げていく、という世界の楽しさだなぁ。。。
お手伝いに来てくれた朗読ボラの後輩Nちゃんに、ここぞとばかり、はい、5分前影アナ担当ね、はい、効果音手伝ってね、と役をふってやってもらった。
彼女の素敵なところは、「え~?いきなりっすか?」といいながら、受けて立つところだ。
のびるのよねぇ。こういう人は(^-^)V
かわいい。
ばたばたでしたが、良い一日でした。
会長さんのほっとした笑顔も、印象的でした。