ダブルバインド?
先月公開された市の障害者福祉プラン(案)では、視覚、聴覚、音声、言語の障害者向けの奉仕員(技術ボランティア)養成研修事業の項目で、養成講座の充実を図り受講者の増員を促進します、と明言されていた。
点訳奉仕員に手話通訳奉仕員、要約筆記奉仕員に、「朗読奉仕員」
朗読奉仕員なんていたっけ??と仲間内で話題になった。
問い合わせたら、私たちのことだった。びっくり。
一方、来年度の朗読ボランティア養成講座は、講座回数を減らしたいと打診があった。
本音を言えば倍の回数が必要だと思っていたところに、さらに減らせないかといわれてはどうしようもない。
予算がないなら足りない分はこちらで持つから、せめて今の回数確保をお願いしたい、とあげたところ、
社協の担当者が上にがんばって話をしてくれて、現状維持に落ち着いた。
推進したいの?いらないの?どっち?
会の活動は、会費を自分たちで出し合い、機器を買い、日々無償で対面朗読も録音テープ作りもしている。
補助の予算を減らされても決定的な金銭的打撃にはならないし、関わる利用者さんたちとの関係を大事にして活動していればいいのだけれど、
そういわれちゃうと、やっぱり士気は下がる。
しかも、工夫を凝らしやりくりをしみんなで頑張って維持している活動を、
「それはうちの(福祉課)事業ですから。」といわれると、
正直、へ~~~?そうなんだ?という印象をみんなが持つ。
それなら、もう少し、face to faceで関わってくれるといいのになぁ。
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