実家、父の容態も安定。
元気な様子で嬉しいことだ。
父の入院見舞に忙しい中を県外から駆け付けてくれた兄にも、ひさしぶりに会えた。
こちらも前回あった時よりも元気そうで嬉しかった。
前回の入院時に見舞に来た時は、なんだかとても疲れて見えて心配だったのだが
今回は忙しい中でも充実した日々を過ごしている様子で、
父の顔を見て、ひとしきり話して、また仕事に戻ると休む間もなくとんぼ返りをしていった。
父の病気に起因するとはいえ、生家の家族に会える、一緒の時間を過ごせるのって、やぱり幸せなことだなぁと実感した。
今度は喜びごとの席で一緒になりたいものだ。
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さて、来年度の朗読ボランティア養成講座の日程調整が終了。
6月から8月まで全10回で開催できることになった。
第1回目は、見ることで情報を得ることが困難な方の講演を、
以後9回分は実技指導と修了朗読会で構成。
いまは講座をお受けした行きがかり上、私一人で実技を担っているが、
各分野ごとにエキスパートが育ってくれたら、この先は
各回ごと、講師の振り分けをしていきたいなと考えている。
わたしは、エキスパートではない。
広く浅いだけなので、専門的にその分野に強い人がほしい。
でも、力のある人でも指導となると又別もののようで、
なかなかやろうという手があがってこない。
会員の気性にもよるのだろう。
長く活動を続けている人たちは、心やさしく、控えめで、こつこつと静かに根気よく、というタイプの女性が多い。
人様の前で、そんな難しいことは;;とおしとやかだ。
でも、そのタイプの人の方が実は、技術が高い。
元気よくて活動的な人は他にもやりたいことがいっぱいあって、
なかなかこの地味な世界に定着しない。
ハートスキルを含めた指導者養成が別に必要なのかもしれない。
経験年数5年以上の会員の中から、やってみようと思ってくれる人が出てきてくれたら
チームを組めるのにな。内心、待ち焦がれている。
毎年、友人のお目の不自由な方のアドバイスをいただきながら思考錯誤して作り上げている講座だが
私一人でテキスト作成やカリキュラムを作っていくことは、
やはり意識や手法に偏りがでてくるのが心配でもある。
要約筆記や、手話講座では講座運営委員会が講座を企画構成しているので
皆で考えよりよい講座を作っていける。
自分たちの活動の仲間を自分たちで育成していく、という気風ができてこないと
先細りは必須だ。
これからの課題だなと思う。
とりあえず、講座受講生の募集チラシを作ろう。