春のリサイクル美味

のんたん

2010年04月25日 14:12


この時期、暮れにお歳暮にもらったり、農家からはね出しで買ったりんごの残りが、そろそろボケだす。

なので、イチョウ切りにして鍋で煮る。お水も砂糖も加えず、レモン汁をふって弱火にかける。

りんごから、蜜と水分が過熱で染みだし、良い具合にジャムになる。

ボケた味がレモンで引き締まり、それはおいしい。

しばらくは、これでヨーグルトに入れたり、パンにのせたり、パイを焼いたりして楽しむ。


また、12月の頭に漬けた野沢菜も酸っぱくなってくるので、桶をさらってあげ、ざく切りにして水にさらし

たっぷりのおかかと少々の醤油、七味とみりんで入り煮をする。冷まして小分けにして冷凍する。

これも、しばらくお茶うけや、お弁当のおかずや、粉焼きの具になってくれる。

昨年は忙しくて漬けられなかったが、たくあんの酸くなってきたのを、薄切りにして砂糖まぶしをしたのもとっても美味しい。

今年はないので残念。


春は、冬の保存食をリサイクルして楽しむ季節だ。

それが終わるころ、また、梅漬けやぬか漬けが始まる。

新鮮な果実も手に入り始める。


田舎暮らしの楽しさだ。


関連記事