ジブリッシュ―言葉のごっこ遊び―
照れずに 本気で 遊ぶ。
大人になるとなかなかできない。
朗読講座の中で、昨年から取り入れているのが「ジブリッシュ」。
即興のでたらめ言葉で会話する演劇的レッスン。
文字を声にして読むだけで、すべてが「伝わる」わけではない。
どう伝えるか。伝えたいという意識を根幹に持って話す、を体感するために
この遊びをやる。
話していい言葉は、でたらめ語。
意味が伝わらない言葉で、言いたいことを相手に伝えなければならない。
相手は、その言いたいことを、言葉の意味ではなく、発しているその人全てから受け取ろうとアンテナを張り巡らす。
伝えたいから、自然にジェスチャーがでる、視線は伝えたい相手に見開かれ
声もひそめたり、強調したりゆっくり言ったりまくしたててみたり、伝えるためのあらゆる工夫が飛び出てくる。
アイスブレイクにもなる。
昨年この回の講座は、部屋の外まで響き渡る爆笑が出た。
いったい、なにをやっているんだろうとのぞきたい気分でしたwと事務所の職員さんが後で言ってくれていた。
オン、オフのスイッチを自分に作る練習にもなる。
声の仕事は、はい、ここ、というとき、躊躇なく、すぽんと「入る」姿勢が必要になる場合が多い。
ジブリッシュなんて聞いたこともない、やったこともないという講座受講生100パーセントでありながら
とても好い時間になった。
今年は、どうかな。。楽しいと、いいな。
この講座の詳細は
こちら
6月4日(金曜日)締切りです。
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