あっこちゃんデビュー

のんたん

2010年08月11日 15:59

塩尻市内約5000世帯に放送されているJA有線「サラダトーク」

この番組のひとつ「朗読の時間」をうちのグループで受け持っている。

今回、我がグループのマドンナ「あっこちゃん」がめでたく放送デビューとなり、収録にいってきた。

手前あっこちゃん後ろサラダトークのアナウンサーさん

新人のうちは、慣れるまで古参メンバーと組んで朗読をする。

二人別々の小作品を読む方もいるが、せっかくあっこちゃんのデビューにお伴するのだから、とびきり楽しい作品を選んでかけあい漫才ならぬ、かけあい朗読にした。

講座の中でもやっているが、声と息を合わせて読むかけあいや群読は、緊張の緩和とノリを生み、知らず知らずのうちに耳と声を連動させる訓練にもなっていく。

選んだ作品は「ひゃくべにこりた」

昔話にある「屁こき嫁」のアレンジで、語りの名手「藤田浩子」さんのもの。

かいつまむと、

器量よしで、働き者の嫁がいつしか青白くなり、ごしたそうに日々を送り始める。
心配した姑が、「女特有の病かもしれん」と気を利かせ、じじと息子を山にまくっておいて、嫁にそっとたずねる。
すると、嫁はなかなか言い出さん。さらに問うとおずおずとおならをがまんしてたら具合が悪くなったとせつながる。
なんだそんなことか、男衆は山にまくってある、安心してここで、こいてよい、と話すと、
嫁、姑様にちょっと離れててくれと頼んで安心していままでためにためていた
「屁」を出すことにした。最初は遠慮勝ちに、だんだん気を許して大きくなり、屁の数は98回に。
姑は縁側の方にいて、その音を聞きながら、かわいいものだとほほえんでいたが。
99回目の屁はすさまじく、爆音とともにどっかーん!!!と。

100回目は仕舞屁でかわいらしく終わったが、振り向くと姑が縁側から99回目の激震で転げ落ちてる。
あわてて助けたが、それきり寝ついてしまった。
寝込んでいると聞いたよその婆が、せんべいをもって見まいに来る。どしたどしたや?
嫁の屁のせいともいえず、くちごもっていると、
土産だとせんべいをだされた。
おもわず、
「ああ~~、せんべ(千べ)は要らん!おら、百べ(屁)で懲りたぁ;;;」

おあとがよろしいようで。 


働き者で器量よし、かわいい嫁をあっこちゃんにやってもらった。

リアルあっこちゃんも、働き者で器量よしのお嫁さんだ。

地の文、他のセリフをこまめに2人で切り替えて、掛け合い読み。

先日の練習より、もっと「嫁」がとぼくれてかわいらしく、上々の出来。

一発OKで収録終了。

独り立ちも目の前。がんばってね♪

放送は17日です。有線入っている方はどうぞ、聞いてくださいませ。

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