入稿完了
ご縁があって手話の4コマ漫画を業界専門誌に描いている。
10000部位の発行。4年目になるかな。今年で連載が終わる。
今月分を入稿した。
A4一枚いっぱいくらいの原案文をもらって、それを4コマにまとめる。
俳句のようだなぁとよく、思う。
多くの情報を、煮詰めて、煮詰めて、最短の形にもっていく作業。
できてしまえば、簡単な一文。簡単な4コマ。
そこに持っていくまでに、原稿とにらめっこしてうんうん唸る。
この作業は、朗読の世界の「配慮技術」に似ている。
副音声では限られた秒数の中に必要な視覚情報を耳で聞いて錯誤のない単語で織り込む技術が、
記事内の写真、イラスト説明でも、短い秒数の中でその情報の主題をつかんだ表現が要る。
介護場面でも認知症状が出る相手に伝わる話し方を工夫するには集約と言い換えは必須だ。
手話、副音声、朗読、イラスト、介護。
ばらばらなことをやっているようでいて、みなつながっているのだなぁ。
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