ちいさな奇跡
数年前から子宮筋腫があり、定期に検診を受けていた。
一昨年辺りから症状がすごく重くて水道の蛇口を一気にひねったような出血とうずくまらずにはいられない痛みに鎮痛剤が手放せなかった。
内膜症も併発しているせいで痛みがひどいのだろうという診断。
かかっていた個人レディースクリニックから
「うちではもう無理」といわれて総合病院に紹介状で鞍替えとなり貧血治療もしていた。
摘出手術に踏み切るのも時間の問題かなと覚悟していたのだが。
今日の検診で
「あら。」
いくぶん後は残っているものの、筋腫ぼっこり、がなくなっていたのだ。
主治医は、「閉経して何年か経つと小さくなるということはあるんですが、生理も不順なく来ているし、この段階でなくなってくるのは、不思議といえば、不思議なんですが。」と。
そういえば、他に気をとられて気なしでいたが、痛み止めのお世話になる回数も、出血量も大幅に減ってきていた。
何が幸いしたのだろう。
徹夜や半徹夜はしょちゅうしていたし、まともに食事をしない日も多々あった。
不摂生きわまりない暮らしをしていたので、体重は7,8キロ減った。
筋腫はエストロゲンと脂肪をエサに大きくなるというから、やせたことがよかったのだろうか。
・・・・。なんにせよ、ありがたい。体が楽になることは。
貧乏とひきかえに(笑)健康を授かった?
「よくよく働け」という思し召しか。う~~ん。よしよし。
次の検診も、4か月の間隔を置けるようになった。
ちいさな奇跡。 大きな感謝。
病院から出てあおいだ空の青さが、胸にしみた。
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