そりゃやせてるけど
白血球の減少を抑える注射は肩口に。
看護師さんが一言
「あらぁ;やせてますねぇ」
父 「そりゃあ、ガンですから。」
・・・・。
え~? 注射打つだけでいいじゃん、言わなくても、そういうの。
病んで体重が激減していることは本人も気にしているところだと思うわけで。
なんて、ちらと、そう思ったり。
父が愛読している雑誌の発売日だったので差し入れ。
「あれが今日、出る日だった。」
「おほほ、ぬかりありませんわぃ、はいどうぞ」と渡してきた。
でも、体力がまだ戻ってきてないから、長い時間は読めない。
ぼちぼちと眺め読みしてくれればいいと思う。
白血球の数値が上がってくるまで、入り口で手洗いうがい、マスクをしてで入室することにした。
長居もせず、用足しを済ませて少しはなし、1時間半ほどで帰宅。
微熱はあるが、体を起して座っていられる。
食事もちゃんと。
白血球が戻ってきたら、入浴もできるし、1時退院も視野に入る。
注文したリラックスピローが届いたので帰りに父のホームの部屋に置きに行く。
主のいない部屋の、ベッドを毛のシーツからガーゼものに整え直し、枕をすえる。
ご主人の帰りを、待っててね、ベッド君。 と
ぽんっと手であいさつをしてきた。
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