家族は、なにか探し物があると私の部屋に来る。
「おっかぁ、あれ、あるかなぁ」
数年前のヒットドラマ「ヒーロー」にでてくるカフェバーの親父ではないが
「あるよ。」と振り向く。
「げっ・・・あるの?うそ!あはは、やりぃ。借りる(笑)」と持って行く息子ども。
日頃「おっかぁの部屋はわけのわかんないものがあふれてる」
「どうすんの、これ、何に、いつ使うのさみたいな世界」とご批判ぶーぶーなわりに
「探し物」をしにくる家族たち。
別に要らないものはない。みんななんかどうか使ってるんだもんね(--)
大型ペーパーカッターとか、昔用務員さんが廊下を振って歩いた「当たりベル」
ヘッドセットの拡声器、ストップウォッチ、ミニアコーディオン、手動シュレッター、
デジカメ、踏み台、業務用荷物カート、音声ディバイス、A3プリンター、トレース台、ペンタブ、ICレコーダー
電子パーカッション、聖書に六法全書、顔絵具、金髪カツラ、ロン毛黒髪、赤い鼻にゴスロリ衣装、
羽織に古着物、祭り大うちわ、加湿器、湿度計、封筒各種、ホワイトボードにペン各色、ランタン、電飾、
弦は切れてるがバイオリンと三味線もあるぞ(笑)
で、あとはノートパソコンとスキャナーと音訳録音機とA4専用のプリンターが机に。
本棚は、必然的に廊下にはみ出し。
そっちにはお仕事道具、絵本や紙芝居、拍子木、パーカッション、パペットがひしめきあい。
先日も、「チケット作りたいけど、あの点線で切れ目線つけられるやつ、ある?」
「ほいよ」
「あははは、やっぱあるか、ここには。」
ふっ。おそれいったか。
てなわけで、荷物の中で暮らし寝起きしているのんたんレントオール。
パイプベッドの下もいろんなグッズが駕籠ごとに並んでおり。
たまーにホテルとか、物のない部屋の広々ベッドに寝ることになると、落ち着かない「まるまり寝」なわたし。
なにやってんだろね、わたしゃ(笑)