信頼と甘え

のんたん

2011年04月12日 23:56

父の再入院日。
前回は連休明けということもあってか、入院手続きや検査に2時間以上かかり、ぐったりだったが
今回はスムーズに病棟入りができ、父の疲れ方も最小限で済んだ。
それでも、陽気のせいか、荷ほどきが終わるころには私も汗だくになった。
父も暑かったようで、パジャマに着替えてやっと落ち着くと、冷たいお茶とりんごジュースで一息。
薄手のパジャマのほうがよかったかな。でも朝晩はまだ寒い。難しい季節。

夜はさくらフェスタ本番前最終の会議。
細かいところを詰め、場所確認を現地でして解散。

さて、明日はプライベートコンサート。

MCだけのつもりが少しだけ「朗読」もさせていただけることになり。

ピアノをつけていただけるとのこと。

それはいいのだが、その腹積もりがなかったので自分の持ち分についてほとんど詰めができていない。

にもかかわらず、相手がnamiさんであることに、「大丈夫」意識満載で。

メールで「こんな感じ」とだけ伝えたきり、「じゃ、調べてみますね」とくださったお返事に

「甘えます」と。

じぶんでもびっくりなんだけど、この「甘えます」を、わたしはほとんどしたことがない。

預かる分には「こんな風」「てきとーにこんなかんじで」と受けることは多い。

それをなんとか形にするのも仕事のうちだと思ったりする。

でも、自分から発動することに関しては用意周到に資料を渡して、打ち合わせもがっちり、で、
さ、やりますか、という手順を踏む人間。

ようは「心配性」なんだろうと思う。

出たとこ勝負でなんとかなる、という関係を、初めて持てたことに嬉しくて「甘えた」

それは、相手への負担がけかもしれない。

わたしも受けたことを「なんとかする」ために、かける時間は大きい。

そう思うのに、なんだろう。 すっと、「甘えます」と言ってしまった。

信頼、という言葉は、信じて、頼る、と書く。

ときにいただく便利屋さんの称号もありがたいことだが、それよりも、彼女はわたしをアーティストとして関わってくれる人。

背伸びせず、胸を借りて、尽くしたいと思う。


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