だって、だってなんだもん
連休中、上息子が部屋を片付けた。
どすどすと廃棄物が部屋の外にあふれていく。
ふと見ると、昔の教科書や文集、賞状やトロフィーとかも混ざってる。
がさごそと拾いだしていると
「くぉらぁーっ!またそうやってゴミを拾い直す!」
と息子に怒られる。
「え;だってさ、文集だよ、これ、あんたの作文が印刷されてるじゃん」
「だからなに!要らないのもう」
「・・わたしが要るもん」
「はぁ?;」
「だってさ、これは神社の相撲大会の時のトロフィーじゃん;記念じゃん」
「だって、これなんか、日記だよ?毎日先生のコメントつきの。思い出だよ?;」
「こ、これなんかさ;みんなでおそろで作ったクラスTシャツじゃん、手書きだしさ;」
「・・・(ため息)あのさぁ、・・・あっち、いって。(--)」
「片付け終わるまで、来るんじゃねーぞ」
強制退去命令・・。泣
あんたが要らなくたって、わたしは、要るもん。
かろうじて拾った「思い出」を自分の棚にしまいこむ。
それを見た息子、「またそうやってしまいこむぅ;」
「だーかーらー、このうちはかたづかねーんだよ!あーーもう!(笑)」
と爆笑しながらの息子の声が背中に飛ぶ。
いーんだもーん。ふんっ。
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