だって、だってなんだもん

のんたん

2011年05月06日 09:08

連休中、上息子が部屋を片付けた。

どすどすと廃棄物が部屋の外にあふれていく。

ふと見ると、昔の教科書や文集、賞状やトロフィーとかも混ざってる。

がさごそと拾いだしていると

「くぉらぁーっ!またそうやってゴミを拾い直す!」

と息子に怒られる。

「え;だってさ、文集だよ、これ、あんたの作文が印刷されてるじゃん」

「だからなに!要らないのもう」

「・・わたしが要るもん」

「はぁ?;」

「だってさ、これは神社の相撲大会の時のトロフィーじゃん;記念じゃん」

「だって、これなんか、日記だよ?毎日先生のコメントつきの。思い出だよ?;」

「こ、これなんかさ;みんなでおそろで作ったクラスTシャツじゃん、手書きだしさ;」

「・・・(ため息)あのさぁ、・・・あっち、いって。(--)」

「片付け終わるまで、来るんじゃねーぞ」


強制退去命令・・。泣

あんたが要らなくたって、わたしは、要るもん。

かろうじて拾った「思い出」を自分の棚にしまいこむ。

それを見た息子、「またそうやってしまいこむぅ;」

「だーかーらー、このうちはかたづかねーんだよ!あーーもう!(笑)」

と爆笑しながらの息子の声が背中に飛ぶ。

いーんだもーん。ふんっ。







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