父より一日早く、夫の退院。
まず1階の会計で支払いを済ませ、
続いて主治医から 画像を見せてもらいながらの病状の説明と
今後の通院について話を聞く。
続いて栄養士から、在宅療養の栄養指導。
次に薬剤師から薬の説明。
最後に支払い領収書の確認があってから退院証明書の交付。
帰りがけにまた1階受付で保険会社の入院特約給付のための診断書作成申請をして。
ようやくご放免。
仕事が夏休みに入った上息子がつきあってくれたので荷物運びも楽ちん♪ ありがたや。
夫ともども4階の父の所に退院のあいさつにいくと、
「めったにない機会だから、みんなで写真を撮ろう」、とデジカメを出す父。
ベッドの上の父を囲んで、記念撮影。
お互い同じ病院にいたので、夫はなんどか父の病室を来訪していたが、
他の人がいなかったので一緒には写真を撮れなかった。
息子たちも時間をずらしてばらばらに父と夫を訪ねていたので、揃うのは、たしかに「めったにない」こと。
大事なひととき、をカメラに収められたのは、よいことだったかもしれない。
灼熱の真夏日。
ようやく自宅について夫はすぐ横になり、スイカを口にして一息。
昨日模様替えを頑張って、居間にベッドを運び込み、ベッドに座れば食卓に手が伸ばせる形に。
思案して療養体制を整えたかいがあり、ベッドからテレビの位置も良好、
横になったまま窓から庭も眺められるベストポジション。
「ね?ね?いいでしょう。なごむお部屋になったでしょう♪」と自画自賛し、
「えらいえらい、ありがとさん」と病人にいたわってもらう私。(笑)
夕方ご近所の果樹園の奥さんがハウス巨峰の粒(箱詰めの時出る房から離れたぶどう)をたくさん持ってきてくださった。
さっそく夫に。喉ごしが良い様子。
他にもきゅうりやとまとなど、自宅用をとるついでにだからさ、と、おすそわけをくださる。
お心づかいをいただいている。ありがとうございます。
夫が在宅している。そこに、いる。
なんと、ありがたいことだろう。 感謝。
明日は父の退院。ビオスのケアマネさんがあらかじめ相談にきてくれていて、
朝食は部屋で作ってくれる人を派遣、夕食は食堂へ行く、掃除は週2日、と
サービスをくんでくれた。
明日の退院荷物運びも、また息子が手伝ってくれるそうなのでこれまた感謝、感謝。
孤軍奮闘期を経たからこそ、しみじみありがたい夏休み期である。