萎縮の心理

のんたん

2011年08月13日 10:45

人頼みをする、ということが、これほど苦手だったのか、と自分でびっくりしている。

家庭の事情で、できないことが多くなり、人にお願いする、あるいはお声掛けを断る、

という場面が必然的に多くなる。

そのことに、ありえなく、心の萎縮が起きる。

電話をしなければ、と思うと、体に起きる拒否反応と闘う。

どうはなそうかと、逡巡して思案しないとなかなか受話器に手が伸びない。

電話機の前でどきどきする。

声が萎縮したものになる。


たぶん、しどろもどろっぽくて、自分でも情けない。

そういう態度は、お相手にも伝わるだろうから、いけないなぁと反省する。

すると、また動悸がきてしまう。

人様に面倒をかけたくない、と言えば聞こえがいいが

ようは、何事もちゃんとできる自分でいないと安心できない、という病気なのだと感じたりする。

これが逆なら、なんでもない。いいですよ、と、できることをいとわないのに。

頼む、ができない性格と言うのは、ほんとにまずい。どうしてこういう性格になってしまったのだろう。

もっと、おおらかに、「すみませ~ん」ができたら、相手にも自分にも絶対いいと思うのだが。

わたしがおおらかにしてなきゃ、家族にも安心感を渡せないのに・・ね。。

体が硬く縮こまっている自覚は、そのまま、心が硬くなっている証だ。

深呼吸だなぁ。。しっかり。


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