口ごたえ
父の看病にご苦労をいただいた叔母の所に近所の農家で取りそろえた果物を持参。
夫のお昼寝の合間にちょこっとだったのであわただしい訪問だったが、
1杯のおいしいコーヒーをごちそうになってきた。
叔母の話、生前、父がおかしそうに
「この頃あいつは、口ごたえをするようになった。」と私のことを言ってたそうで。
文句ではあるけれど、「なんだか嬉しそうに言っていたのでおかしかったわ。」と叔母。
やつあたりがひどかったとき、何度か、「あのねぇ、お父さん?」と
どすの利いた声で(笑)逆らったことがあった。
父は、鳩が豆鉄砲くらったような、意外そうなな顔をしてぶすっと黙ったっけ。
ふと思った。
もっと、親子喧嘩のひとつもしておけばよかったか。
わたしは、逆らわない、言い返さない、けどそのぶん他人行儀な関係性をもちがち。
性格だからしょうがないんだけど、身内間くらい、丁々発止をしてみたいという深層願望もあったりする。
夫とは、、、う~ん、やっぱりできないかな。
私は子どもの頃はたいそう気の強い子だったから、負けん気の一生分をあの時期に、使いはたしたのかもしれない。
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