おてんばおばさん
庭の木2本がもうすぐ電線に届いてしまいそうで。
実の落ちる木でもあるので、今年は一番大変な時期に
例年になくたくさん熟れた木の実が毎日道路に落ちてきたなくなり
さすがに始末するのに泣きが入った。
分譲を買うときの指定木ゆえ(環境なんとかだって)維持はせねばならず。
ご近所で初夏の頃選定をしていた業者さんに家もお願いできるか聞いてみたが
今年いっぱい予約がいっぱいだということだった。
キャンセルがあったら来てくれるというので電話番号を渡してあったが
今だ連絡なく、どうやらキャンセルも出そうにない。
意を決し、木に登り、直径3~10センチほどに太くなりわかれ広がる枝たち(すでに幹?)を
のこぎりでごきごきと落としている。
身長の2倍もある長さの枝たちで
もう我が家の狭い敷地に置くところがなくなってきた。
ちょうど居間のベッドに寝ている夫は窓から、木登り妻の様子が見えていて
休憩に家に入っていくと、
「しかしまぁ、猿のようだな。おてんばっちゃ、おてんばさんだよなぁ。いい加減、おけや。みがいっちまうで。」
「こえ―よ、見てて。こっちが疲れるで、へぇおけや。」と
おばちゃんきこりを心配する。
「おてんば」という言葉に、ちょっと嬉しくなる。
これは若いお嬢ちゃんには使うが、おばさんに使う言葉ではなく。
間接的に、若いと言われたようで(こじつけ?)。
「おてんばさん」ね。
このセリフにご満悦な私である。
午後からは夫の外来の日。
また車に酔わないよう、消化のいいお昼をこしらえよう。
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