やまんばの影
昼間は病院に付き添ってるので、家事仕事は夜中に集中してやっておる次第。
ただいま、野沢菜洗いを、なんと台所で。
変則仕事だけど、まぁ、いいんじゃね?やることは同じだし。
とはいえ、真夜中に煌々と明かりがもれる我が家。
すりガラスに映る包丁を持つひっつめ髪の女の影姿。
外からみれば、「やまんばの包丁研ぎ」みたいに見えるかもぉ?
「まったらこうよ」
「いまひとちぎりぃ~」
なんてぶつぶつと、昔話のひとふしを、やまんば声で遊びつつ。
根を上に、腕を伸ばしわしづかみした野沢菜束に向かい、ばさっなばさっと菜の葉の部分に包丁を入れていくわたし。
背中には南木曽ねこ(袖なしの背中だけ半纏)
首にはタオル
腰には腰痛ベルト。(もう、ここんとこ腰が痛くて手放せないアイテム)
そして手には菜切り包丁。
あはは。
(・。・)たしかに、異様だ。
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