3年ぶりのおこたつぬくぬく
おばあちゃんが床に座れなくなってから使わなくなっていたコタツ。
テーブルを片付けて、息子たちに手伝ってもらっておおみそかの夜に納戸から出した。
大判サイズなので一人では運べない重さ。
「あ~懐かしいこの感じ。」と3人であたる。
ぬくぬくとのんびりとおやすみを過ごす。
寝転がってテレビを見る息子たちを眺めると昔に戻ったような気がする。
あらみたまのお参りももうないし、夫の遺影も居間にきてもらって一緒に過ごせているせいか
私の気持ちも安定している。
白い布壇の上にいる夫より、ここにいてくれるほうがとても安らぐ。
料理を出すたびお茶を淹れるたび、最初に注いだり取り分けて夫に供する。
お供え、って感じはいやだったのでこうしていると自然でうれしい。
やっと、そばにいる気がしている。
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