ふたり泣き

のんたん

2012年02月19日 19:32

昨年友人を亡くした。

その友の声を編集してご主人にお送りした。↓

「彼女の声」記事へリンク

先日、「ようやく聴けました。よかった。とても。。。ありがとう。」とメールが。

夫を亡くしたことと、私も今はまだ夫の留守電の声をとってあるのに聴けないでいる、

もっと後でお渡しすればよかったのに、申し訳なかったという主旨のお返事をした。

そして、今日電話が。

「これから、ご焼香に伺いたい。」と言ってくださり。

夕方のひととき、ご一緒した。

西日が緩やかに入る仏間で、話し込んだ。

見送った者同士。

泣いて、そして彼女とのエピソードを話し合って笑った。

彼女が、そこにいて一緒に笑ってますね、きっと、と空いた椅子を指差したご主人。

ほんと、きっとそうですねと涙が止まらないまま笑った。

「これ、自分はけっこう助けになりました。よかったら。」と本を下さった。



「大切なひとのためにできること」

ありがとうございます。大切に読ませていただきます。。。

お見送りした夜の外気は、ことのほか冷たく。

でも。

夜は開ける前が一番暗くあるというように

冬を超えた春は、きっとこの寒さのすぐ先にあるのだと、思った。


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