息を合わせて声を出そう

のんたん

2012年07月04日 19:39

昨日とは一転、暑い日差しの午後。

今日の中間教室はすこし多めの人数。

直前まで卓球をしていた子供たち。体はすっかりあったまっている。

昼下がりにありがちな眠気もないようだ。

ではでは、と声だしゲームをチョイス。

まずはタオルパス。

声を出し合い息を合わせないとパスがつながっていかないので

自然と声が出る。

スピードをあげていくと、けっこう必死(笑)

逆回転にすると、勝手がちがってぷちパニック。

ぉわ!とか、 あ、いけね!と

笑顔が出るので嬉しい瞬間。




それから、一息その配ったタオルで汗を拭いてもらいつつ着席。

牛タンゲームに突入。

ぎゅう、たん、ぎゅう、たん、ぎゅう、たん、たん。のリズムを輪になって回す遊び。

ぎゅう、の時は口で言う。たん。のときは拍手。声を出してはいけない。

これもスピードがついてくると、間違い続出で。どっちだっけ?あれれ?と固まったり

たん、を声でさけんでしまったり。つなげていくには集中力が要る。


と、テンションがあがったところで、教材は絵本「ぼちぼちいこか」



この絵本は、なにかをやってみる、でも、あかんかった、の繰り返しをするかばくんのはなし。

ページごとに、やってみた、だめだった、のパターンでいろんなセリフがバージョンを変えていっこずつ書いてある。

関西弁なので、二人で交互に読むと、まるで漫才のボケと突っ込みのような面白さが出る。

そこで、今までの「声パス」の呼吸合わせを生かし、この絵本を使って絶妙な掛け合い読みを楽しもうというワークに。

女子同士のペアは、はんなり、男子同士は、のりも吉本で、ちゃきちゃきに仕上がった。

ちょうど今日は男先生(定年後のお勤め)が二人いらしたので、男先生同士にもやってもらうと、

往年の名コンビ、夢路いとし・喜味こいしをほうふつさせる、味のある掛け合いになった。

トリには、ノリでは負けない女先生と、でか声で飄々と声を出せる背高のっぽ男子君のペア。

絶妙のギャップ読みに、爆笑のトリ掛け合いとなった。

朗読遊びの放課後は、冷たい麦茶をいただきながら、みんなで「ウノ」に、しばし興じ。

ありがとう、今日も楽しい時間をいただきました。


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