パペットで語ろう
体制が変わっての本年度。後期今月からの外部講師となった「朗読の時間」
朗読と銘打ってはあるが、声遊び会みたいなもの。今年は、ほとんどが新規であうこどもたち。
初回の今回は自己紹介とかつ舌や呼吸。発声器官のメンテナンスなどを。
自己紹介は、パペットを使った。
自分のことをその日選んだパートナー(パペット)に紹介してもらうのだ。
自分のことを他者目線で自分で紹介する、というややこしいが、じつは自己表現域の広げと気付きにかなり有効な遊び。
まずは、パートナー選びから。選んだら向き合って、その子(パペット)のキャラクターを確定し自分の紹介してもらう相談をパペットとする。
女子連は、喰い付きが良く、早々に遊び始め。即興芝居も始まって、いい感じ。
男子君たちは「えー、むりー、だりぃーしぃ」の平坦発声、こちらも期待どおり(笑)
いいメンバー構成だ。
躊躇と思案と発露の時間は個人差があるものの、待つ事を楽しみつつ、一巡。
それぞれの個性が見えてくる嬉しさを味わい。
その後は基礎発声訓練などしつつ、時間を遊ぶ。
新しい女先生は、元演劇部とのこと。一緒にのりよく遊んでくださった。
女子ちゃんたちは、教室が終わった後の茶話会タイムもずっとパペットと語り合っていた。
かわいいね、かわいい、といっぱい撫でかわいがり、話しかけ、ときにパペット側になって語り。
なあんだ、ワーク等必要がないくらい、進化しとる(笑)
嬉しく眺めた。
男子諸氏は奥の部屋で、カードバトル。さきほどの躊躇がうそのように、いきいきとなりきりバトルに興じる発声を聴き、こちらも
「腹式、できとるやんけ」と突っ込んで笑い、聴き耳を立て嬉しく。
次回は声の5要素で遊ぶ告知をしてお開き。
お見送りありがとう。
ホワイトボードの落書きがクオリティーで撮らせてもらった。
「きゅん」どころを抑えてるじゃありませんか。ねぇ。
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