もう一度生まれ変わっても
人見知りでへたれな私の、数少ない女友達でいてくれるのは
どっかこうかで仕事に絡んでいる、ということもあるのかもしれないが
ほとんどが独身。
そして「いい女」、というか「漢」な女たちだ。
はからずも、独りモノ、の仲間入りになったわたしだが、彼女たちのような「漢」魂を軸に
素敵に生きられるかと言えば、さにあらず、あいかわらずのへたれなのだが。
先日、その友人の一人、美しき舞姫と一献かたむけたときに
「もう一度生まれ変わったら」というはなしになり。
「もう一度生まれ変わっても、わたしは女に生まれたいなぁ」
「うん。わたしも。」
「女、ばんざい」
「(笑) ばんざい」 とまたその日幾度目かの乾杯をした。
みんな、いろいろあるけれど。
女に生まれて、女を生きて。
ばんざい。
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