非言語情報の読み方演習

のんたん

2013年02月18日 16:39

新人特訓講座、今回は広報の読み方2回目。

広報の表紙には必ず、写真または絵が一面を飾る。

中身には、表やグラフが多用されている。

これらを、声に換えて行く作業が面倒なので、広報の読みをプレッシャーに思う活動会員も多い。

そこで、今回は非言語情報に特化して演習をした。

ああ、また講座写真を撮り忘れてる。すみません。


絵や写真を「読む」には、情報の読み取りと整理力が必要になる。

何も考えず、目に見えるものを羅列していくだけでは、聴き手の頭に映像が浮かんでこない。

そこにある画像の「存在意味」をとらえることから始めよう。

アクセントとしておいてあるだけなのか、

文章の補足なのか、単独で意味を持ってそこにあるのか。

そして主題をとらえる。

中心になる事柄を伝え、そこから波及する関連項目を言葉にしていく。

読み手の主観を入れない。けれど、画像の空気を伝えるためにはどう言葉を選ぶか。

5種類の写真と絵、イラストで演習。

後半は、実際の広報誌を使って、読み文章の検討と発表、全体考察。

表の場合は、文章説明で表していない部分の補足ととらえ、情報の落ちがないように簡潔にまとめていく3種を。

講座終了後、え、これで終わりですか?のご不満の声が新人2年目の方から。

そうだよねぇ。実際に当番に入るとひしひしと難しさの実感がでる。

1年目の新人さんは、ふ~ん、そうなんだぁ、レベルで終わる段階。

実際にやってると、もっともっとと思い始めるのだ。



本当は、非言語情報の練習はこれだけで10回くらい講座、受けたいよねぇ。

それでも不安だよねぇ。

そう思ってくれることは嬉しい。

だが、この講座は、3月までに全12回で当番に入れるまでのレベルにする突貫工事講座。

あとは、実践で先輩から事例ごとに学んでいくしかないんよ、がんばです。



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