卒業を祝う会
中間教室の卒業を祝う会。
今年は2人の卒業生を高校へ送り出す。
部屋いっぱいの生徒たち。学年を超えて、近年まれにみる仲良し集団となっていた。
卒業する二人の男子生徒は、一人はスポーツをするために選んだ私立高校へ。
もう一人は公立定時制に進む。
後輩たちはこの二人を「先輩」と親しみを込めて呼び、
彼らは後輩の子たちをかわいがって、というか、じゃれあってとてもいい空気を作ってくれてきた。
中間教室という小さな「社会」の中で、子供たちが作った関係性は、この後大きな社会に出てもきっとうまくやっていける。
おめでとう。
あなたたちに出会えてわたしはとても、幸せです。
外部講師になって8年目の春。いろんなタイプの子供らと接してきた。
専任の女先生の涙が、どれだけこの子たちに心を尽くしてこられたかを物語る。
この日のためにひと月前から室内で温めて開花させて桜と。
みんなで遊んだビンゴ、そして卒業生への小さな花束。
子供たちの笑顔はとてもすてきで一緒の写真も撮ったけど、載せられないのでこのふたつを。
未来に、幸あれ。
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