能ある鷹は
能ある鷹は爪隠す
爪隠さず、と言い換えて新格言にする人もいる。
謙虚も過ぎれば嫌味だし、爪をひけらかすものほど、その爪の性能がハリボテであったりもする。
ほどよい爪の出し方を心得た人が、真の能力持ちなのだろう。
その爪は鋭くとがる必要はなく。
確実に機能すれば、丸くても小さくても、よしんば欠けている部があってもそん色ない。
人であればその爪は、相手を傷つけずしっかと心をつかめる、やわらか仕様のものが最上級。
一緒に仕事をしてみると、たまにそれができている感のする人に出会えたりする。
彼女の「わきまえ」の立場が外れて、トップに立った時が、とっても楽しみ。
自分がそうあれれば最高だけど、どうも器が、というか爪の性能そのものに力量足りない自覚。
人のふり見て、わがふりを想う。
足りないならそれなりに、足りなさを補えるハートスキルを持つことへの努力だね、必要なのは。
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