恒例パペット他己紹介

のんたん

2013年05月09日 23:23



新学期最初のお教室。

4月はなかったのがさみしかったです、と専任先生のお言葉がありがたく。

3年生を送り出して、残った子たちは2年、3年と進級した。

また一年よろしくね。男女ちょうど半々の出席者。

呼吸法、ハミング、発声、滑舌、とひととおりワークを遊んで

新年度恒例のパペット他己紹介を。

自分で自分を紹介するのが自己紹介。

友達が自分を紹介してくれるのが他己紹介。

で、今回のは自分がパペットをあやつって、あたかもパペットが自分を他己紹介してくれてるように自己紹介をする遊び。(ややっこしい?w)

これをやるとかなりのアイスブレイクになるのと、声を遊ぶ、というこの時間の主題を理解してもらえるので

毎年、初回に持ってきている。

クールな低音ボーイの選択は、あざらしちゃん。

低音のまま、あざらしのあっちゃんでーす、きょうはうしろにいるおにいさんをしょうかいしまーす、と

きゃわいいおしゃべりの展開。ポーカーフェイスのままのそのギャップが面白く、子供たちがいっせいに沸く。

アイドルのヲタ女子を自認する女の子は、ねこパペットを使って、

隊列を作って踊るヲタおやじに交じってイベントではじけておる日常をアニ声でセキララに語り。

かえるくんと牛ちゃんを使って、袋をかぶって「パペットマペット」よろしく熱演したのは、にぎやか一番話し出したら止まらない2年女子。

どうしても、言葉が出てこない男の子。

その間もパペットは手の上で良く動くので、よしそれではと質問コーナーに変更。

パペットがジェスチャーで返事をする形を提案。

すると他の子の調子に乗った珍問、奇問にも雄弁な手のジェスチャーがパペットをあやつり答えを語った。

いい感じ。非言語でもコミュニケーションがとれていることに、お互いの喜びがでる。

笑いあえた2時間のワーク。

ありがとう。ありがとう。よき時間。

帰りのお茶の時間も、ずっとパペットで遊んでいたのは、その男の子だった。


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