不思議なご縁
3月の末。
ネット上で通りすがりに親しくお声掛けをしてくださる未知の方あり。
初老と言っては失礼、お声掛けの文面も大変な紳士で
著書もあり、カウンセリングの世界では名の知れた方。
心の赴くままにご自身を語ってくださり、わたしもなんの躊躇もなく自身を語ることができ。
そんな幾度かのメッセージをやりとりし。
対話の中で、あからさまでなく、ふんわりとわたしに、
「わたしのままでよし」の安心を置いていってくださった。
数日のやり取りの後、ふっと、メッセージは途絶えた。
最後とは言わず、でも後から思えば最後らしい、未来への愛をもて語る言葉が、途絶える前のメッセージだった。
あ、途絶えたな、と思いつつも、後追いしてさらにメッセージを送る気も起きず。
くださった「気まぐれ」というと、語弊がある。きっと必然の、
一期一会の不思議と、ご縁を、幸せに抱いた。
しばし、一服。
わたしという木におとまり下さった、白き鳥のごとく。
また、どこぞの心苦しきものに、お声をそっと置いておられるだろうか。
お陰様でございます。心穏やかに、すごせております。
と、手を、合せる。
関連記事