カズーで朗読w

のんたん

2014年05月29日 17:12



汗ばむ日差しのなか、午後から中間教室。

今回はカズーをアイテムに。

カズーは発祥はアフリカ。膜鳴楽器の一種。

発声を反映させて鳴らすもの。

言葉にはリズムがあり、そのリズムには意味があり、の体感。

カズ―で、「いろはかるた」を読む。

なんて読んでるか、その言葉のリズムをとらえ、想像してかるた言葉の中から正解を探す。

読み手は、カズ―をくわえているので発声はできるが発音はできない。

プロミネンスとリズムを駆使して聴き手にわかるよう、カズ―を鳴らす。

そんな遊びを。

言葉のリズムをとらえることと聴く耳ができたところで、

夏目漱石作品の冒頭部をいくつか並べ。

今度は、声で朗読。

内容とマッチする言葉のリズムを考えよう、のワーク。

カズ―を吹くためにしっかり腹式でウォーミングアップができているので

みんな良い声が出ていた。

面白かったなぁ。

吾輩は猫である。

生徒さんによっていろんな「猫」が登場。

草枕。

くたびれ果てた愚痴吐き山登り人あり。決心型つぶやきあり。ど根性あり。

夢十夜。

ぞくっと語り部風あり。実況中継風あり。

初めて参加の中3女子ちゃん、おとなしい雰囲気なのに、朗読では「で!女優か!」と突っ込まれ。(笑)

そう。

同じ作品でも、言葉のリズムの選び方で、伝わり方がずいぶん違い。

聴きあううちに面白い体感となったかな。

せっかく斜にかまえていたのに

この人朗読の時間をめちゃ楽しみに待っていたんだよーとほかの人にバラされ、ちげーし!と笑いを取ってた男子くん。

ありがとねー。(^0^)

上手だったよー、とっても。感動しました。


今日も、よき日。


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