カズーで朗読w
汗ばむ日差しのなか、午後から中間教室。
今回はカズーをアイテムに。
カズーは発祥はアフリカ。膜鳴楽器の一種。
発声を反映させて鳴らすもの。
言葉にはリズムがあり、そのリズムには意味があり、の体感。
カズ―で、「いろはかるた」を読む。
なんて読んでるか、その言葉のリズムをとらえ、想像してかるた言葉の中から正解を探す。
読み手は、カズ―をくわえているので発声はできるが発音はできない。
プロミネンスとリズムを駆使して聴き手にわかるよう、カズ―を鳴らす。
そんな遊びを。
言葉のリズムをとらえることと聴く耳ができたところで、
夏目漱石作品の冒頭部をいくつか並べ。
今度は、声で朗読。
内容とマッチする言葉のリズムを考えよう、のワーク。
カズ―を吹くためにしっかり腹式でウォーミングアップができているので
みんな良い声が出ていた。
面白かったなぁ。
吾輩は猫である。
生徒さんによっていろんな「猫」が登場。
草枕。
くたびれ果てた愚痴吐き山登り人あり。決心型つぶやきあり。ど根性あり。
夢十夜。
ぞくっと語り部風あり。実況中継風あり。
初めて参加の中3女子ちゃん、おとなしい雰囲気なのに、朗読では「で!女優か!」と突っ込まれ。(笑)
そう。
同じ作品でも、言葉のリズムの選び方で、伝わり方がずいぶん違い。
聴きあううちに面白い体感となったかな。
せっかく斜にかまえていたのに
この人朗読の時間をめちゃ楽しみに待っていたんだよーとほかの人にバラされ、ちげーし!と笑いを取ってた男子くん。
ありがとねー。(^0^)
上手だったよー、とっても。感動しました。
今日も、よき日。
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