譜面のいらない世界を

のんたん

2015年07月03日 23:39



なんかひさしぶりかも、と言い合ってのランチ。記憶をたどれば前回から2年にもなるというのに。

昨日も語り合ってたように、話始まる間柄。 ピアニストのnamiちゃん。

何度かお仕事もご一緒している。

小、中学校通しての同級生でもある。



こちらは、手話通訳士のみさちゃん。お札扇でおどけてポーズ。

お久~と言いながらなじみのバーで飲んだけど、ママに「雑誌の写真の撮影以来だよ二人が一緒は。」と話されて

あれ~~?じゃ4年ぶりジャン、と笑い合う。こちらも、さっきの続きみたいに会話が始まる。

彼女とも過去、いろんなお仕事でご一緒している。

かつてお互いの息子たちのリトルリーグでは保護者会仲間だった。

どちらもその道の第一線で飛び回っている人たち。

そして、対話が楽しいのは、彼女たちが、それぞれの世界で、「譜面」「台本」「あらかじめ」が要らない感性の持ち主だからだ。

乗せたスキルではない。しみ込んだ、というか身とすでに一体化しているスキルに、自身の感性が自由自在に映りこんで

その表現は彼女たちでしか表せない「オリジナル」なのだ。

話していると、蝶が舞うように、話が飛躍したり、浮遊したり。

また、その信念心情に、堅牢な城のように揺るがない構造が見えてきたり。

まことに面白く、嬉しく。そしてまぶしい。

年を経てくると、だんだん類友、というか、感性の似た人が友として残っていく。

会わない時間の長さに頓着なく、会えたときを楽しめ、お互いの力量を認め合って、いざというとき声をかけあえる。

幸せなことだ。感謝。









関連記事