共鳴 文字見て音生まれ音聴き言葉生まれ

のんたん

2015年10月06日 09:53

先日諏訪の真澄セラで、
画家でアスリートの酒井慶二郎さんの個展初日に

彼のパーソナルストーリーを語らせていただきました。
音師namiさんとご一緒だったのでとても幸せな時間でした。



彼女の譜面台に載っているのは語りの原稿です。
客席からはnamiさんは楽譜を見てピアノを弾いていると見えるでしょう。
彼女は、慶二郎さんを語る文字台本を見ながら私の声に反応して音を紡いでいくのです。

あんびりーばぼー! でしょ?

私が勝手に彼女を「音師」と呼ぶ所以です。

また彼女の音や、目の前に座る慶二郎さんご自身の視線や送られてくる空気、笑顔、はてな?顔、
それに反応して私の言葉も変わっていきます。
台本にない言葉や間が生まれてきます。
そこにまた彼女の音が反応してくれる。
既存作品の朗読ではない世界、創作語り世界だからこそできること。せっかくnamiさんに弾いていただくときは、この世界でいきたい私です。

何という幸福。namiさん、おつきあいくださり、ありがとう。。

慶二郎さんを追いかけて映像記録をとっていらっしゃる映像作家の方が、映像をまとめ完成の折にはナレーションをとお声掛けくださり、これもまたご縁、ありがたいことでした。


慶二郎さんの野菜の絵を表装した表具師の北岡さんのお話に続いての語りでしたが、

北岡さんのお話はとても面白く、また後日にゆっくり書いてみたいと思います。(向かって右端の方)




後半では、慶二郎さんに歌っていただき、お隣でサインマイムをさせていただきました。






今回のイベントをとお声掛けくださった慶二郎さんのご両親には、細やかなお気づかいとあたたかなおもてなしをいただき、本当に幸せな時間をいただきました。ありがとうございました。(掲載の写真はご両親がおとりくださったものを拝借しています)


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