第5講座 録音体験と対面朗読(朗読ボランティア養成講座)

のんたん

2010年07月06日 22:08



前半は、これまで学習してきた課題を念頭に置いて、自己紹介文の録音体験。

先輩会員がそれぞれ隣につき、機械操作補助。

ヘッドホンをして自分の声で録音レベルをはかってから、1000T機での録音。

ヘッドホンをして自分の声を聞きながら録音する、という作業はほとんどの方が初体験。

声量の調整に最初に戸惑う。この録音体験は録音機のレベルで、適正音量を探す体験も含んでいる。

録音した音声は、個々に音声添削をして返却予定。



後半は、対面朗読のロールプレイング。

最初にテキストの読み合わせ。留意点を解説。

その後、おのおのに持参した本のカバーを裏返すなどして、何の本かわからないようにして、シャッフル。

自分の所に回ってきた本を課題として受け取る。

二人組になって、1人が目を閉じ、視覚情報がない状態になってもらってから、もう一人に隣に行き本を開いてもらう。

1分間のシンキングタイム。その本の把握、どこから説明するか、どこを読み始めとするかを考えてもらう。

開始、の合図で、朗読開始。

まずは、自己紹介をして、声をかけ、自分の位置をしらせる工夫をなどをしてね、とだけ伝えて。

6分間の朗読タイムを経て、終了の合図。

考察。

工夫した点、困った点、反応などを聞き取りしながら、皆で考察をしていく。

交代して考察した課題を考えて今度は目を閉じていた方の人が朗読。

目を閉じて聴き手に回った人は、視覚情報のない中で伝えてくれる人に何を求めるかを考える。

以上対面朗読体験。

後半の初級編では、傾聴の基礎も学び、対面朗読の知識を深めることを予告。

次回は、調査技術と、音声表現、次の課題文に入ります。

辞書をご持参くださいと連絡。

全員で会場掃除。解散。


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